日本泌尿器科学会雑誌
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ホルモン療法中に neuroendocrine differentiation をきたした前立腺癌の2例
小杉 道男花輪 靖雅門間 哲雄斉藤 史郎廣瀬 茂道
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キーワード: 神経内分泌癌, 前立腺癌
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2003 年 94 巻 4 号 p. 521-524

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抄録

前立腺癌にみられる neuroendocrine (NE) differentiation は予後不良の因子とされ, ホルモン療法抵抗性で非常に進行が早いことが特徴であり, いまのところ有効な治療法は確立されていない. 前立腺癌に NE differentiation がみられる頻度は, 10%から92%までの報告がありその見解は一定しないが, 前立腺の純粋な NE carcinoma は非常にまれである. 今回, 前立腺腺癌と診断された後, ホルモン療法施行中に治療抵抗性となり, 病状の急速な進行をみた2例の前立腺の NE carcinoma を経験した.

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