日本泌尿器科学会雑誌
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夏季におけるランニング後の運動性血尿の検討
太田 匡彦大園 誠一郎池田 朋博中農 勇平尾 佳彦渡辺 秀次高島 健次平尾 和也
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2004 年 95 巻 5 号 p. 705-710

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抄録

(背景) 最近, 健康ブームで, スポーツ人口が増加しているが, 一部に運動後血尿を認める場合があり, 運動性血尿として注目されている. そこで, 最も一般的な運動であるランニングと血尿の検討を夏季において行った.
(対象と方法) 泌尿器科的疾患のないヘルシーボランティア109名に運動前安静時尿採取後, 5kmランニングを行い, 運動後尿を採取した. 評価可能例は90名で運動前後尿につき, 検尿, 尿沈査, フローサイトメトリーにより赤血球数, 赤血球形態について比較した.
(結果) 運動後の尿中赤血球数増加例が83名であり, 運動後顕微鏡的血尿例 (赤血球数3個/hpf以上) は32名であった. そのうち赤血球形態学的検討で dysmorphic pattern が23名と最多であった.
(結論) ランニングにより血尿が誘起され, 糸球体性血尿が中心と考えられた.

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