日本泌尿器科学会雑誌
Online ISSN : 1884-7110
Print ISSN : 0021-5287
ISSN-L : 0021-5287
急性陰嚢症にて再発した急性リンパ性白血病の精巣浸潤の1例
新田 貴士小池 秀和深堀 能立羽鳥 基明小野 芳啓松井 博鈴木 和浩山中 英壽志川 葉子金澤 崇小川 千登世
著者情報
ジャーナル フリー

2004 年 95 巻 5 号 p. 722-724

詳細
抄録

症例は8歳, 男児. 急性リンパ性白血病 (ALL) にて化学療法施行後, 完全寛解ののち, 骨髄移植を施行した. 半年後突然, 左側腹・下腹部痛・左陰嚢の腫脹と発赤・左精巣の腫大圧痛を認め, 急性陰嚢症として試験切開を試行. 精巣の腫瘍性腫大を認め, 左精巣を摘出した. 病理組織学的所見はALL浸潤であった. 術後, 放射線療法を施行. 7ヵ月後の現在再発は認められていない.

著者関連情報
© 社団法人 日本泌尿器科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top