計算光学グループ 筑波大学
2013 年 34 巻 3 号 p. 75-79
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フーリエドメイン光コヒーレンストモグラフィ(OCT)による血管造影は蛍光色素を必要とせず,三次元の眼底微小血管網の観察が可能である。この方法では,血流によるフーリエドメインOCT信号の変化を検出し,血管とそのほかの組織の識別を行う。ここでは様々な血流の検出方法についての解説を行った後,OCTによる血管造影の特徴と研究開発の動向について,実際のヒト眼底血管の撮影例を示しつつ述べる。最後に臨床への応用に向けた取り組みについて紹介する。
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