視覚の科学
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総説
アノマロスコープ検査の基礎
安間 哲史
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38 巻 (2017) 2 号 p. 16-21

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抄録

アノマロスコープは視角約2度の円形視標の上半円に赤色光(670nm)と緑色光(545nm)の混色光を提示し, 下半円に提示された黄色光(588nm)と等色させて, 先天色覚異常の診断をする検査器である。この赤, 緑, 黄の3種類の色光はいずれも1型色覚と2型色覚の混同色線が一致するスペクトル軌跡上にあるため, 2色覚ではいずれの型であっても, 上下の半円視野を等色させることができる。本稿では, アノマロスコープの基礎となる色度座標と混同色線について解説し, アノマロスコープの原理について述べた。また, アノマロスコープの最大の問題点である色順応の影響を避けうるための, 単一視野での色交替式アノマロスコープの可能性についても述べた。

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© 2017 日本眼光学学会
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