視覚の科学
Online ISSN : 2188-0522
Print ISSN : 0916-8273
総説
特集:眼科画像診断の最近の話題 Doppler OCTによる網膜血流測定
長岡 泰司
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2017 年 38 巻 4 号 p. 93-97

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抄録

網膜血管造影検査の意義を考えてみると, 蛍光眼底造影検査(FA)および血管造影検査(OCTA)などの網膜血管造影検査はあくまでも血流が流れている部分と流れていない部分を区別する方法である。一方, 眼血流測定法は, 血流情報を数値化して評価できることにより, 軽度の血流低下などを早期に検出できる可能性がある。これまでに臨床で用いられてきたレーザードップラー法やレーザースペックル法などの網膜血流量評価法に加えて, 近年の光干渉断層計(OCT)技術を応用したドップラーOCT血流計が開発された。本稿では, これまでの眼循環測定法と比較しながらドップラーOCTの測定原理と今後の臨床応用への期待について述べる。

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© 2017 日本眼光学学会
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