日本創傷・オストミー・失禁管理学会誌
Online ISSN : 1884-2321
Print ISSN : 1884-233X
原著
単品系凸面型面板の柔軟性と凸部の硬度に着目した分類
-Three-point bending test、compression test による18製品の機械的測定-
林 美代子浜野 克弥大垣 聡子小岩井 慶子松原 康美
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2021 年 25 巻 1 号 p. 29-36

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抄録

 【目的】単品系凸面型面板の柔軟性と凸部の硬度に着目して18製品の機械的測定を行い、凸面型面板を分類した。
 【方法】凸面型面板の柔軟性測定はthree-point bending test(3点曲げ試験)、凸部の硬度測定はcompression test(圧縮試験)を実施し、それぞれの測定値をグラフで示して解析した。双方の結果を基に、凸面型面板の柔軟性と凸部の硬度に着目した分類表を作成した。
 【結果】凸面型面板の柔軟性と凸部の硬度は、『柔軟性:低・凸部:軟』『柔軟性:低・凸部:硬』『柔軟性:中・凸部:軟』『柔 軟性:中・凸部:硬』『柔軟性:高・凸部:軟』の5 群に分類できた。1 つの面板に対し、凸面型面板の柔軟性と凸部の硬度、2つの要素があることが明らかになった。
  【考察】凸面型面板の選択は、面板自体の柔軟性と凸部の硬度に着目することで、より安全な選択が可能となることから装具の選択肢が広がることが示唆された。

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