主催: 一般社団法人日本物理学会
会議名: 2016年度日本物理学会秋季大会
開催日: 2016/09/13 - 2016/09/24
天体形成の結合写像格子(CML)モデルを提案する。このモデルでは、格子間距離を1とする二次元正方格子を用意し、その格子点上に、場の量として、質量及び加速度、速度を定義し、それら場の量の時間発展を、重力及び移流による作用を表す手続きの逐次実行によって得る。このモデルの特徴は、ガスとダストの質量比を表す混合因子を導入し、前回提案したガスのみからなる自己重力系のCMLモデルにダストを加えた事である。その結果、銀河の腕のみであった動的パターンから、星が出現するようになった。当日は、星の出現と混合因子の関係について、特に詳しく発表する予定である。