日本物理学会講演概要集
Online ISSN : 2189-0803
ISSN-L : 2189-0803
セッションID: 24pSR-4
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ねじれ振り子型重力波検出器TOBA(Phase-III)の開発 (4):変位センサ雑音および磁場雑音の低減
有冨 尚紀下田 智文桑原 祐也道村 唯太正田 亜八香麻生 洋一高橋 竜太郎山元 一広安東 正樹
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キーワード: 重力波
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抄録

ねじれ振り子型重力波検出器TOBAは、重力波の潮汐力を懸架された棒状試験マスの回転として読み取る装置である。これまでに開発されたプロトタイプTOBAの感度を制限する雑音源は地面振動の他、変位センサ雑音や環境磁場とのカップリング雑音などがある。そこで我々は現在、変位センサ雑音を低減するために変位センサとしてモノリシックマイケルソン干渉計を構成し、環境磁場とのカップリングを低減するためにコイルコイルアクチュエータを開発している。この講演では、モノリシック光学系およびコイルコイルアクチュエータのこれまでの開発状況を報告する。

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© 2016 日本物理学会
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