日本物理学会講演概要集
Online ISSN : 2189-0803
ISSN-L : 2189-0803
セッションID: 18aB12-8
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トポロジカルDirac半金属におけるスピン軌道結合帯磁率
巽 洲太野村 健太郎
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抄録

一般的な非磁性物質ではゼーマン効果によりスピン偏極が起こり、サイクロトロン運動によって軌道磁化が生じる。一方、スピン軌道相互作用がある系ではゼーマン磁場により軌道磁化が誘起することや、軌道磁場によってスピン磁化が誘起することで、軌道磁化をゼーマン磁場(もしくはスピン磁化を軌道磁場)で割ったスピン軌道結合帯磁率が有限になることが考えられる。本研究では、トポロジカルDirac半金属におけるスピン軌道結合帯磁率を調べる。

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© 2017 日本物理学会
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