Journal of Physical Therapy for Prevention
Online ISSN : 2436-9950
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2024 Volume 3 Issue 2 Pages 61

Details

編集委員会

編集委員長   廣滋 恵一

副編集委員長  徳森 公彦

編集委員    青山 満喜  井上 和久   井上 大樹

        井元 淳   小熊 英敏   片山 脩

        川村 皓生  田畑 稔    千葉 一平

        中村 睦美  原田 裕輔   福井 奨悟

        藤田 博暁  松垣 竜太郎  眞鍋 克博

        渡辺 一彦  渡部 潤一

編集後記

「日本予防理学療法学会雑誌」(JPTP)第 1 巻の発刊から丸 2 年が過ぎ,この度無事に第 3 巻 2 号を発刊するに至りました。日頃より皆様から多くのご投稿,ご支援を賜り厚く御礼申し上げます。第 3 巻 2 号では,当学会理事の大渕修一先生の巻頭言,原著論文 3 編,症例報告 3 編,そして粕山達也先生,金居督之先生より特集記事をご寄稿いただき掲載いたしました。6 編の研究論文に関しましては,原著論文として,植田論文による地域在住高齢者を対象とした縦断研究,福榮論文による新型コロナウイルス感染症を背景とした運動習慣に関する研究,佐藤論文による急性期病院における転倒転落患者の特徴を明らかにした研究,また,症例報告として,頻回な転倒を呈するパーキンソン病患者に対して学際的アプローチを行った佐藤論文,末梢動脈疾患による下腿切断後に予防を考慮したアプローチを行った芝論文,慢性期片麻痺者および四肢麻痺者の歩行における運動強度の特性を特定した森田論文と多くの専門領域に及ぶ興味深い見解の内容となっております。特集記事では,粕山先生には,子どもの運動発達や健康増進と外傷・障害予防への理学療法士の視点からの関わりについて,金居先生には,脳卒中再発予防に対して身体活動促進を通じた理学療法の可能性について解説していただきました。いずれの内容も日々の臨床から地域保健活動など予防理学療法に関する幅広い分野において,いかに理学療法士が対応すべきかを示唆する重要な知見になるのではないでしょうか。本誌の情報が,皆さまの今後の活動に貢献できることを願っております。

最後にこれまでの本雑誌の論文投稿状況(令和 6 年 3 月 1 日現在)ですが,投稿数は 38 編(査読中 4 編),採択率は 63.2%となっております。改めて,多くの研究成果を投稿してくださった方々に感謝申し上げます。日本予防理学療法学会の機関誌である本誌は,学術的な情報発信の場として大きな役割を担っています。会員の皆様の積極的な投稿をお待ちしております。

(中村 睦美)

日本予防理学療法学会雑誌 第 3 巻 2 号 2024 年 3 月発行

Journal of Physical Therapy for Prevention (JPTP). Vol. 3 No.2, 2024. 3

日本予防理学療法学会 Japanese Society of physical therapy for prevention(JSPTP)

 
© 2024 Japanese Society of physical therapy for prevention

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