日本スティミュレーションセラピー学会誌
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複数回の経頭蓋磁気刺激治療において段階的に 失語症状が改善した 1 例
−発話困難な状態から短文レベルでの発話獲得まで−
伊藤 実希, 山﨑 龍之介, 桑垣 祐子, 鹿野 純平, 吉田 誠, 木村 彩香, 垣田 清人
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2020 年 1 巻 1 号 p. 100-105

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抄録
失語症に対する反復性経頭蓋磁気刺激(rTMS)と集中的リハビリテーションの併用療法(NEURO®)を,発症から5 年の間に4 回実施した結果,発話が困難な状態から短文レベルまで改善する症例を経験したので,そ の要因について検討を行った.症例は,心原性脳梗塞により重度運動性失語を呈した70 歳代男性.各回のNEURO®前後の言語評価結果,リハビリテーション記録や生活等の情報を後方視的に分析した.その結果,慢性期で広範囲の脳損傷例であっても,複数回のNEURO®実施とNEURO®を実施していない間も自主訓練を継続できれば,失語症の改善に期待できると考えられた.
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© 2020 日本スティミュレーションセラピー学会
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