横浜国立大学名誉教授 (有)環境資源システム総合研究所
(有)環境資源システム総合研究所
2016 年 45 巻 8 号 p. 423-428
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低濃PCB廃棄物は900℃~1,150℃で処理されていることが多いが,700℃でもPCBが完全分解できるとの報告がある.そこで,実際の廃棄物焼却施設で,微量PCB汚染絶縁油を835±15℃,ガス滞留時間2秒以上で処理し,排ガス,排水,燃え殻,煤塵のPCBやダイオキシン類の濃度,敷地境界のPCB濃度が基準値より大幅に低いことを示し,多くの廃棄物焼却施設で微量PCB汚染絶縁油等の処理が行えることを実証した.
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