IFAT'81において, 測定方法とコントロール技術, いわゆる計装技術に関する出品会社数は全体の約20%, 140社程度であった.
出品内容により分類すると, 測定機器が120社程度, コントロール・ステーションが50社程度, 調整装置とコントロール設備が70社程度, 研究室備品が50社程度, それにデータ処理が10余社である.
展示方法は日本の下水道展などと同様, 各社夫々の趣向により, 実機によるデモンストレーションやパネル図示による説明などでPRをはかっていた.
展示会場は日本の下水道展よりはるかに大規模で, 展示場も, 米国のWPCF展示会場 (1980年ラスベガス) と同様, 広くゆったりとしていた.また展示会場内での休憩場の設置や喫茶, 軽食店の配置などに, 見学者に対する配慮がうかがえた.