脳科学とリハビリテーション
Online ISSN : 2432-3489
Print ISSN : 1349-0044
総説
筋萎縮性側索硬化症の脳機能
今井 樹小森 規代武田 湖太郎
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キーワード: ALS, DTI, VBM, 認知機能, 言語機能
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2015 年 15 巻 p. 37-43

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抄録

筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis,ALS)は神経難病のひとつであり,重篤な運動機能障害を呈する進行性の神経変性疾患である.これまでALSについては運動面の障害が重視されてきたが,認知機能や言語機能などの高次脳機能が低下することが報告されるようになってきたことはあまり知られていない.本稿はALSにおける運動系の脳機能についてMagnetic resonance imaging (MRI),Diffusion tensor imaging(DTI),Voxel-based morphometory(VBM)による報告を紹介するとともに,ALS患者にみられる高次脳機能障害についての近年の知見を紹介する.

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© 2015 脳機能とリハビリテーション研究会
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