着火ロバスト性を考慮した圧縮着火機関の燃料設計（第2 報） ―高回転速度・高負荷運転時のメタンベース燃料への適用―

田中 大樹; 染澤 俊介; 佐古 孝弘; 酒井 康行; 安東 弘光; 桑原 一成

doi:10.11351/jsaeronbun.45.639

研究論文

着火ロバスト性を考慮した圧縮着火機関の燃料設計（第2 報）

―高回転速度・高負荷運転時のメタンベース燃料への適用―

田中大樹, 染澤俊介, 佐古孝弘, 酒井康行, 安東弘光, 桑原一成

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2014 年 45 巻 4 号 p. 639-644

DOI https://doi.org/10.11351/jsaeronbun.45.639

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抄録

着火過程の熱発生パターンに着目した燃料設計コンセプトを提案し，予混合圧縮着火機関への適用を試みた．CH₄ を主成分，C₂H₆，C₃H₈，n-C₄H₁₀，i-C₄H₁₀ のいずれかを副成分とする二成分燃料を用いて高速・高負荷条件で実機運転を行い，CH₄/C₂H₆が膨張行程における着火ロバスト性および耐ノッキング性の点で最も優れていることを明らかにした．

責任著者(Corresponding author)

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