自動車技術会論文集
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研究論文
化学反応速度論にもとづくオクタン価リファレンス燃料の着火遅れ式(第2報)
-低温酸化反応を経由する低温条件の着火過程-
中谷 匡希桑原 一成多田 卓矢古谷 正広小橋 好充酒井 康行松村 恵理子千田 二郎
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2016 年 47 巻 1 号 p. 9-15

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抄録
KUCRS が提供するPRF モデルが記述する着火遅れ時間の燃料濃度・酸素濃度・第三体濃度・熱容量依存性を分離・定量化し,これらの依存性を分離して記述する着火遅れ総括式を提案した.第1 報ではLTOを経由しない高温条件の着火過程を対象としたが,第2 報ではLTO を経由する低温条件の着火過程を対象とした.
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© 2016 公益社団法人 自動車技術会
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