自動車技術会論文集
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研究論文
マルチインジェクタ搭載大型ディーゼルエンジンにおける 熱発生率制御の可能性およびエネルギ損失低減に関する研究
岡本 毅内田 登
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2017 年 48 巻 1 号 p. 53-58

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抄録

前報にて,複数のインジェクタから任意のタイミングで燃料を噴射させることで熱発生率を制御し,また,局所当量比が低減できるためNOxとスモークの同時低減が可能であることを示した.本報告では,運転範囲拡大を図ると同時に,新燃焼コンセプト実現性を確認するため,混合気形成の様子を可視化観察した.

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© 2017 公益社団法人 自動車技術会
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