自動車技術会論文集
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研究論文
実稼働 TPA と CAE との連携解析による ロードノイズに対する高寄与ボディモード抽出
-簡易自動車ボディモデルへの適用-
吉田 準史林 大貴間島 諒伊勢村 純輝
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2019 年 50 巻 2 号 p. 430-435

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抄録

本研究では,実稼働TPAとCAEを連携し,分析対象とする構造が持つ様々な振動モードから実稼働時の車内音に対し影響の高いモードを抽出する方法を考案した.今回はロードノイズを題材に本手法を適用し,得られた高寄与振動モードへの対策案をCAEを用いて検討した.その結果,分析対象周波数において効果的な車内音低減が図れた.

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© 2019 公益社団法人 自動車技術会
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