2022 年 2022 巻 AGI-022 号 p. 36-
この論考では、時系列の記憶と想起(リプレイ)にもとづく規則(ポリシー・解法)発見のモデルを提案する。知能テストで測定されるいわゆる流動性知能は、1つまたは少数の事例から課題解決のためのポリシー(解法)を発見する能力と捉えられる。過去の少数の時系列サンプルから共通の規則を発見するには、それらの時系列の記憶と想起が役に立つであろうと想定される。提案モデルは、想起された時系列サンプル(リプレイ)を「吟味」し、時系列から得られる要素(入力要素の属性と入力要素属性間の関係、エージェントの行為など)を抽出して系列(仮説ポリシー)を生成する。