2022 年 2022 巻 AGI-022 号 p. 42-
様々な団体、組織が汎用人工知能の実現に向け、アプローチの異なる様々な研究を繰り広げている。また、そのような知能が実現した場合の社会のあり方、倫理についても議論がなされている。しかし、汎用人工知能が実現された場合において、誰がどのようなビジネスを構成しうるのかという観点での議論はあまり見られない。そこで、汎用人工知能についていくつかの仮定を置き、ビジネスモデルの考察を行った。さらに、汎用人工知能とビジネスモデルの強力さから引き起こされる社会の歪に対する対策案を紹介する。