農業機械学会誌
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茶葉の乾燥特性 (第4報)
茶葉乾燥のモデルについて
吉冨 均
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1988 年 50 巻 2 号 p. 65-73

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抄録

茶葉の乾燥特性を恒率, 減率期間を問わず表現できるモデルの開発を試みた。最初に1次元の水分移動モデル (平板モデル) を作成し, これを用いて静置乾燥のシミュレーションを行ない, 茶葉の水分拡散係数が含水率によって変化するとして茶葉の乾燥特性曲線の特徴を説明できることを示した。さらに, より簡単な分割集中化モデル (2槽モデル) を作成し, これを用いて静置乾燥及び粗揉工程中における茶葉乾燥のシミュレーションを行なった。その結果, 粗揉工程中の機械的作用による水分押し出しの効果が極めて大きいことが明らかになった。またシミュレーション結果は実際と良く一致し, このモデルの有用性が確認された。

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