農業機械学会誌
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流体を噴出するサブソイラの最適形状 (第2報)
流体噴出による土壌の破壊
高 鋭厳 荷栄新家 憲前川 司常松 哲趙 和平
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1991 年 53 巻 5 号 p. 31-40

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抄録

流体を噴出するサブソイラの目的は2つあり, 一つはパンブレーカ作業として使う場合であり, 他の一つはインジェクタとして使う場合である。前者は土壌の破壊度合が出来るだけ大きい方が良い。後者は土壌の破壊度合を出来るだけ小さくしたい。本報では, 前報で決定した流体を噴出しないサブソイラの形状を基本にして, チゼル先端部分のノズルロから高圧空気 (タンク圧で約1.2MPa) を噴出し, 牽引抵抗力が減少する最適なブレーカおよびインジェクタの形状を決定した。
ブレーカとしてはシャンク角45~60°, シャンク厚さ15mm以上, チゼル長さ450mm, チゼル太さ50×50mm, ヒール位置100mm, インジェクタとしてはシャンク角90°, シャンク厚さ15mm以下, チゼル長さ250mm, チゼル太さ30×30mm, ヒール位置100mmが適当である。

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