農業機械学会誌
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無農薬除草のための基礎的研究 (第1報)
画像処理手法による作物と雑草の識別
柴田 洋一西崎 邦夫大谷 隆二
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1994 年 56 巻 6 号 p. 95-102

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抄録

機械による物理的除草を実現するための要素技術として, 画像処理による作物の抽出手法を開発した。作物と雑草との識別は, 大きさを示す三つの計量特徴値 (射影面積, 最大水平弦長, 最大垂直弦長) を用いることにより可能であった。野菜と雑草の成長速度を比較した結果, この手法の適用可能期間は, レタスで定植から30日程度まで, キャベツで35日程度まで, ハクサイは全栽培期間を通して可能と推定された。照度に対しては, 供試カメラに1/64の減光フィルタを装着することにより, 4,000から60,000lxの範囲内では, 射影面積で4%以内の誤差, 両最大弦長で3%以内の誤差で抽出できた。

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