農業機械学会 東京農工大学農学部地域生態システム学科
2000 年 62 巻 4 号 p. 63-70
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バウンジングトラクタは潜在的にカオスを発生しうる非線形力学系であることが, 酒井による理論解析において明らかになった。そこでは, 数値実験によって, 周期振動→準周期振動/倍周期振動→カオス振動という分岐構造の存在が明瞭に予測された。本報告では, バウンジングトラクタの力学的特性を実験的に明らかにし, 既報の理論的予測を検証した。さらに, 非線形共振現象を実験的に確認し, トラクタ走行速度と路面凹凸間隔の関係について考察した。
農業食料工学会誌
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