農業機械学会誌
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生分解性プラスチック (ポリ乳酸) 製品の分解性
木村 俊範石田 頼子井原 望斎藤 由香
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2002 年 64 巻 3 号 p. 115-120

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抄録

農業資材として普及し始めた生分解性プラスチック (ポリ乳酸 (PLA)) 製品の分解性を知るためにコンポスト化プロセスを用いた分解試験を行った。コンポスト化の主原料として食物残さを用い, 実験室規模リアクタでコンポスト化初期過程を繰り返し, PLA製品を20~45日間曝した。分解評価として試料を直接回収し, 分析する方法を採用した。その結果, ごみ袋やマルチングフィルムとして用いられる柔軟フィルムはおよそ3週間で, 0.5mm厚の荷造り用バンドや誘導紐はおよそ6週間で分解, 消滅するに至った。また, PLAは, 一次生分解が支配的である特異な分解特性を有するが, 本報の結果は従来のPLAの一般分解過程と同様の傾向を示し, PLA製品は何れもコンポスト化環境下で迅速に分解することが判明した。

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