農業機械学会誌
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レタス収穫機の開発 (第1報)
レタス収穫作業の現状分析と切断機構の検討
鈴木 尚俊
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2003 年 65 巻 5 号 p. 117-123

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抄録

レタスの収穫作業は屈み姿勢による手作業で行われ, 多くの労力がかかっている。本研究は, その省力・軽作業化のために実用的なレタス収穫機を開発することを目的とした。本報告では主産地である長野県におけるレタス収穫作業の現状を Industrial Engineering (IE) 手法を参考に調査分析し, 実用的な収穫機開発のためのコンセプトを策定した。また, レタス収穫機開発のための最も重要な要素技術である切断機構として「ディスクガイド方式」に実用化の可能性があることを明らかにした。

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