東京農工大学工学部材料システム工学科
1987 年 16 巻 3 号 p. 1212-1215
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多くの有用人工臓器が開発されつつある中で、その土台とも言うべき抗血栓性材料は未だ十分な性能を獲得していない。とりわけ、人工臓器用抗血栓性材料には多くの性能が同時に課せられることが多い。本研究では生体成分である脂質の荷電状態を変えた場合とコラーゲンの荷電状態、立体構造を変えた場合の抗血栓性について検討を加え、抗血栓性の発現に最適な構造条件を見出した。またこれを通じてバイオミメチックな材料設計の重要性を強調した。
日本人工臓器学会雑誌
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