Single Needle Dialysisの研究(I)

東間 紘; 田村 仁信; 須田 昭夫; 江良 和雄; 斎藤 隆太郎; 太田 和夫

doi:10.11392/jsao1972.2.290

東間紘, 田村仁信, 須田昭夫, 江良和雄, 斎藤隆太郎, 太田和夫

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ジャーナルフリー

1973 年 2 巻 5 号 p. 290-294

DOI https://doi.org/10.11392/jsao1972.2.290

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抄録

内シャントを用いて, 1本の血管穿刺針のみで血液透析を行なう, いわゆるsingle needle dialysisについて, その透析効果を検討した.
従来のdouble needle dialysisに比し, 尿素, クレアチニンでは, およそ80%の透析効果を示し, B. S. P. ではむしろsingle needle方式の方が効率がよいという成績をえた.
この方式につき2, 3の考察を加え, 専用の透析装置や回路の開発により, 従来の方式に劣らない透析ができることを報告した.

責任著者(Corresponding author)

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