人工臓器
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透析アミロイドーシス患者に認められる眼底白斑の画像解析手法による特徴抽出とその定量化の可能性
田万 潤子中谷 正則南光 聡毅竹生 一行古吉 重雄高田 覚富田 則明中澤 了一東 仲宣鈴木 満小林 フミ子
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1994 年 23 巻 6 号 p. 1188-1190

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抄録

透析アミロイドーシスは,長期血液透析患者における重篤な合併症として注目されている.その治療および予防は緊急の課題である. しかし現状は, 透析アミロイドーシスの診断指標は必ずしも統一されておらず, 具体的に規定されることが望ましい. 血液透析患者の眼底所見として, 白点状の沈着物 (眼底白斑) が確認され, 透析アミロイドーシスとの関連性が報告されており, 診断指標として利用できる可能性が考えられる. そこでわれわれは画像解析手法を用いて, その診断結果の定量化を試み, 透析アミロイドーシス患者の眼底白斑と病態とのかかわりについて検討した. その結果, 画像解析手法により, 眼底白斑量を画像のG成分から抽出して定量化することができた.さらに,眼底白斑の量は,透析年数と関連性があることが示唆された.

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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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