人工臓器
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生体の運動を利用した発電機構の開発
基礎的検討
田代 良一壁井 信之土屋 喜一片山 國正石塚 宜三坪井 文則
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1999 年 28 巻 2 号 p. 491-496

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抄録

生体の運動エネルギーを利用した可変容量型静電発電機構を提案し, 基礎的な解析を行った. 静電発電機に用いる可変容量コンデンサとしてハニカム型可変容量コンデンサを製作してその可能性を実験的に検討した. この可変容量コンデンサは, 最大容量は約290nF, 最小容量約54nF (容量比γ=5.4) が得られ, 初期電荷供給電圧V0=6Vのとき, 1周期の動作で充電用コンデンサに最大約14.3μJの静電エネルギーが蓄えられた. 可変容量コンデンサのさらなる高容量, 小形化によりペースメーカ程度の電力を供給できる可能性のあることが判明した.

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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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