砥粒加工学会誌
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ピーニングにより形成された表面性状が浸炭焼入れ鋼の回転曲げ疲労特性に及ぼす影響
南澤 健太武末 翔吾南部 紘一郎中村 裕紀曙 紘之菊池 将一
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2022 年 66 巻 3 号 p. 149-153

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抄録

本研究では,クロムモリブデン鋼に対してショットピ-ニング,微粒子ピ-ニング,電解研磨を施したあとに浸炭焼入れを施すことにより,表面性状のみ異なる浸炭焼入れ鋼を作製した.3種類の浸炭焼入れ試験片に対して回転曲げ疲労試験を行い,ピ-ニングにより形成された表面性状が浸炭焼入れ鋼の疲労特性に及ぼす影響について,各種表面性状パラメ-タに着目して検討を加えた.その結果,ピ-ニングに使用する投射粒子寸法の増大に伴い,浸炭焼入れ鋼の疲労限度は低下する傾向が認められた.さらに,浸炭焼入れ鋼の疲労限度と最も良い相関を示す表面性状パラメ-タは,算術平均うねりであることが明らかとなった.

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© 2022 社団法人 砥粒加工学会
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