日本細菌学雑誌
Online ISSN : 1882-4110
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MRL/Mp-lpr/lpr (MRL/l)マウスのimmunoglobulin産生に対するinterferon βの抑制作用
asialo GM1陽性細胞の役割
加生 忠洋
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43 巻 (1988) 2 号 p. 565-571

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抄録

自己免疫疾患モデルの一つであるMRL/lマウス脾細胞をlipopolysaccharide存在下で培養し,immunoglobulin (Ig)産生細胞をProtein A結合reversed hemolytic plaque測定法により検出し,immunoglobulin産生細胞に対するmouse recombinant interferon (IFN) βの抑制効果を検討した。IFN β 50-10000単位/mlの添加によりコントロールに比して50%以上のPFCの減少が認められた。脾細胞採取の12時間前に抗asialo GM1を投与したマウスではIFN βによる抑制効果は認められなかつた。このことは,IFNで活性化されたnatural killer細胞によつてIg産生細胞の分化増殖が抑制されていることを示している。この事実は今後,自己免疫病のIg産生のコントロール機構を明らかにするうえで重要である。

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