土木学会論文集
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Print ISSN : 0289-7806
和文論文
自己収縮を低減した150N/mm2級超高強度コンクリートに関する実験的検討
日紫喜 剛啓高田 和法大野 俊夫一宮 利通盛田 行彦
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2005 巻 (2005) 781 号 p. 781_101-781_112

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抄録

圧縮強度150 N/mm2級の超高強度コンクリートの自己収縮低減方法について検討し, 膨張材, 収縮低減剤および人工軽量骨材が自己収縮低減や圧縮強度に及ぼす影響を実験的に調べた. 実験の結果, 自己収縮の低減を図ることによって圧縮強度は低下するものの, 単位強度低下当たりの収縮低減効果は, 収縮低減剤, 膨張材, 人工軽量骨材の順で大きく, 併用した場合には重ね合わせ効果が期待できることが分かった. 人工軽量骨材は圧縮強度の低下がやや大きいものの, 使用量や他の混和材料と組合せることで, 150 N/mm2級の超高強度コンクリートの自己収縮低減に有効である. また, 収縮を低減した配合について物性評価を試み, 人工軽量骨材によって養生中の湿度条件によらずに安定した強度発現を示すことが分かった.

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© 2005 公益社団法人 土木学会
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