土木学会論文集
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免震橋用ノックオフ装置の滑動時における破壊機構と最大反力簡易算定法の検討
菊地 敏男樋口 俊一後藤 洋三
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1994 年 1994 巻 501 号 p. 153-161

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抄録

橋梁の免震設計に積極的なニュージーランドでは, 橋桁と橋台の遊間を大きくしないための橋台のノックオフ機構が実用化されている. 本研究ではこの機構の日本での実用化を念頭にして, 交通密度の高い日本の道路事情等を考慮して改良を加えたノックオフ装置の実証破壊試験とFEMシミュレーションを行い, ノックオフ部滑動時の裏込め地盤の破壊のメヵニズムを明らかにして, その滑動抵抗荷重の簡便な算定方法を提案した.

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