1996 巻 (1996) 532 号 p. 151-158
本研究は高流動コンクリートの性状に大きな影響を与えるモルタル部分の塑性粘度および降伏値について, 使用する粉体の粒度特性, 特にブレーン比表面積と Rosin-Rammler 式によるn値を種々に変化させて測定し, それらの関係を明かにするとともに, 塑性粘度および降伏値に影響を与えると考えられる要因について検討を行なったものである. その結果, (1) モルタルの降伏値は余剰水量を支配する粉体のn値の影響を大きく受けること (2) 塑性粘度はブレーン比表面積の影響を受け, それは余剰水膜厚と高性能減水剤の吸着量の複合効果によることがわかった.