1997 巻 (1997) 561 号 p. 227-236
重錘を落下させて衝撃的に地盤を締固める際の締固め効果は, 重錘の打撃エネルギーではなく, 運動量に依存することを実験的に示してきた. また打撃時の重錘挙動を調べるために重錘加速度測定の室内実験を行ってきたが, 実規模の現場実験で確かめる必要がある. 今回, 25tから1.25kgの幅広い質量と底面積を有する重錘を用いた現場, 室内打撃試験を砂地盤に対して行い, 打撃時の重錘加速度と重錘の地盤への貫入量を調べた. その結果, これまでの室内試験と同様に, 加速度波形形状は重錘の質量と底面積の大きさによらず, 重錘の単位面積当たりの質量に依存し, 落下高の影響は小さく, 最大加速度, 最大打撃応力および重錘貫入量は提案式で説明できることがわかった.