1998 巻 (1998) 587 号 p. 15-26
平常時の河川流量を景観から設定するための研究である. 3つの階層からなる景観評価プロセスモデルを構築し, 9都市の215人の被験者に対する42河川スライドを用いた景観心理実験を行った.
結果は, (1) 流れの量的イメージは「流量感」であらわしうる, (2)「水量感」は心理量「水面が広い」と「水深が深い」で説明できる, (3) 心理量「水面が広い」は「みかけの水面幅」と「みかけの川幅」の比W/Bと高い相関を示す, この結果を用い(4) 正常流量設定の手順を提案した.