1998 巻 (1998) 598 号 p. 359-370
鋼橋の鋼重は単位道路面積当たりで表され, その橋の構造的特徴を反映するものである. 本論文は過去に建設された橋の鋼重データを集めてデータベースを構築し, 様々な角度から分析を行う. まず橋種別の比較を行って構造形式の特徴を論じ, また年度別の比較から設計基準や設計概念の変化をみる. 最近提唱されている合理桁橋や平成6年度の活荷重改訂の影響についても鋼重の面から検討する. そしてこれらの比較を簡単に行う手法として偏差値の導入を提案する. 本論文の分析結果は橋梁技術者にとって計画時における貴重な資料となるものである.