土木学会論文集
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二次しらす地盤の動的力学特性と液状化ポテンシャル
高田 誠北村 良介北田 貴光冨山 貴史
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1999 巻 (1999) 631 号 p. 61-69

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抄録

鹿児島県内の沖積平野の表層地盤には, 背後のしらす台地の浸食・運搬・堆積作用を受けた“二次しらす”が厚く分布している. 本論文では, 新たな視点より二次しらす地盤の変形・強度特性を考察し, 鹿児島県沖積平野部の液状化特性について検討を加えている. 得られた主な結果は次のとおりである. (1) 二次しらす地盤では, 動的せん断応力比の深さ方向の低減が, 通常の砂質土地盤とは異なる. (2) 二次しらす地盤に固有な低減係数を導き, 得られたN値を2倍に評価することにより, 妥当な液状化ポテンシャルの評価が行える. (3) 鹿児島市内の液状化判定結果より, 中部地域は液状化の可能性が相対的に低く, 南部地域・海岸線・河川沿いでは相対的に高い.

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