1999 巻 (1999) 634 号 p. 269-278
本研究ではまず, 柱や中層ばりの剛性をパラメータにとり, RC2層ラーメン高架橋の耐震性に影響を及ぼす部材の降伏過程を時刻歴地震応答解析により検討した. 次に, RC2層ラーメン高架橋の静的非線形解析から得られる水平力-天端位置変位の関係にエネルギー一定則を適用し, 近似される非線形最大応答変位と動的解析から得られる最大応答変位との整合性を検討した. そして, 部材の降伏過程を考慮した静的非線形解析に基づく簡便で実用的なRC2層ラーメン高架橋の耐震設計法を提案した.