土木学会論文集
Online ISSN : 1882-7187
Print ISSN : 0289-7806
繰返しせん断によって生じる飽和粘土の有効応力減少と再圧密沈下特性
松田 博柳楽 英希
著者情報
ジャーナル フリー

2000 巻 (2000) 659 号 p. 63-75

詳細
PDFをダウンロード (1464K) 発行機関連絡先
抄録

粘土層の地震後沈下を推定するための簡便な手法を見い出すことを目的として, 種々の粘土について繰返し単純せん断試験および再圧密試験を行い, 繰返しせん断後の再圧密沈下特性について調べた. 用いた試料は, カオリン及び海成の再構成粘土である. その結果, 繰返しせん断中に生じる有効応力減少量は塑性指数が大きい粘土ほど小さいこと, ひずみ振幅が小さい場合, 沈下曲線は過圧密粘土と類似した曲線形状を示すこと, 塑性指数が大きいほど地震後沈下ひずみは小さいことがわかった. さらにポートアイランドでの第2期埋立て工事において測定された地震後の沈下-時間関係および室内試験結果をもとに, 沖積粘土層の地震に起因した沈下について検討した.

著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top