2001 巻 (2001) 680 号 p. 211-224
本論文はすでに提案しているSMP規準に基づいた変換応力を拡張SMP規準に基づく変換応力に拡張し, これを種々の地盤材料の弾塑性モデルへ適用するものである. 弾塑性モデルの3次元化によく用いられている g (θ) 法の問題点を指摘し, g (θ) と関係づけた変換応力の方法で解決できることを示す. 変換応力の第1次, 第2次不変量を用いて, 3次元応力下での地盤材料のダイレイタンシー特性を統一的に整理し, 地盤材料の簡単で実用的な弾塑性モデルを提案する. モデルパラメータは数が少なく, その物理的意味が明確で決定しやすいものである. このモデルによってφ材料である砂と粗粒材, c-φ材料であるセメント混合砂および締固め粘土の3次元応力下の変形・強度特性を精度よく予測している.