土木学会論文集
砂の三軸試験供試体の分岐変形モードと寸法・形状効果
山川 優樹池田 清宏須藤 良清寺井 信夫鳥居 邦夫
著者情報
ジャーナル フリー

2002 巻 (2002) 701 号 p. 357-371

詳細
PDFをダウンロード (9064K) 発行機関連絡先
抄録

三軸圧縮試験を種々の直径・高さの豊浦砂の供試体に対して行い, 応力・変形特性, 変形モード, せん断帯形成に対する寸法・形状効果を, 現象学的な視点と分岐という視点を併用して調べた. 供試体寸法の増大に伴って強度が増加する「正の寸法効果」を確認し, 境界条件や変形局所化の影響を排除した砂の強度は, 要素試験で得られるよりも高い可能性があることを示した. 形状の変化に伴って発現する分岐モードが変わることにより, 変形モードが変動していることを明らかにした. 例えば形状比1.0の供試体では, ダイアモンドパターンが発現するのに対し, 形状比2.0の供試体では, 縦方向に太いせん断線が形成され, 変形の局所化が顕著であった. また, 寸法・形状の変化に伴う, せん断帯形成における周期性の変動やダイレイタンシー特性の変動を調べた.

著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top