土木学会論文集
CCDカメラ斜面監視システムの開発とその地すべり発生予測への適用性
鳥居 邦夫宮木 康幸山川 優樹別所 正治佐藤 啓介
著者情報
ジャーナル フリー

2002 巻 (2002) 714 号 p. 65-77

詳細
PDFをダウンロード (12869K) 発行機関連絡先
抄録

本研究では, CCDカメラを用いた地すべり・斜面崩壊の監視システムの開発を行った. 本システムは, 監視対象斜面に設置したターゲットをCCDカメラで撮影し, 得られたデジタル画像の解析処理によりターゲット位置を抽出し, 写真測量の原理により座標値を求めるものである. 直接的な斜面変位の計測による方法に比べ, 比較的広い面積を統括的に監視できること, リアルタイムの状況把握が可能であること等の利点が挙げられる.
屋内模型実験ならびに実斜面における観測を行い, システムの信頼性を検証した. 実斜面観測では, 斜面変動の前兆現象から崩壊に至るまでの過程を捉えることに成功した. そこで, この観測結果を各種提案されている地すべり理論に適用し, 本システムの地すべり・斜面崩壊の危険予測に対する適用性に関して検討を行った.

著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top