2002 巻 (2002) 720 号 p. 39-44
本研究では, 水産加工場からの未利用資源であるサルボウ貝殻を再利用した河川水質浄化施設の開発を行うために, カラム基礎実験により水質浄化施設の接触材としての適用可能性と処理特性について検討した. さらに, 接触酸化法における基本的浄化特性の解明を行った. その結果, サルボウ貝殻の形成する複雑な空隙が微細なSSを捕捉し安定した処理水質が得られること, またサルボウ貝殻は他の接触材と比較して目詰まりしにくい優れた形状特性を持っていることを明らかにした.