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土木学会論文集
Vol. 2003 (2003) No. 727 P 63-75

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http://doi.org/10.2208/jscej.2003.727_63


環境を経済的に評価するための手法としてはCVM (仮想評価法) やTCM (旅行費用法) が代表的であるが, いずれの手法にも問題点が残される. 本稿では, 諏訪湖を対象とし, CVMおよび表明選好によるTCMを用いて4段階の仮想的な水環境改善の評価額を計測した. その結果, CVMの評価額は包含効果によって過大評価された金額を差し引くことで正確な環境価値となり, TCMの評価額は, 絶対値に信頼は置けないものの, 環境価値の比を正確に反映していることが示唆された. そこで単純な線型回帰モデルを考え, TCMの評価額を用いて, CVMにおいて包含効果によって過大評価された金額を定量的に解析し, それをCVMの評価額から差し引くことで, より正確な環境価値を求める方法を提案した.

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