土木学会論文集
Online ISSN : 1882-7187
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離散型要素を用いたせん断補強鉄筋を有さない鉄筋コンクリート梁の有限要素法解析
日比野 憲太高木 宣章児島 孝之
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2003 巻 (2003) 739 号 p. 31-48

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抄録

本研究は, 筆者等が提案した離散型ひび割れおよび付着モデルを, せん断補強鉄筋を有さないRC部材の有限要素法解析に適用したものである. せん断補強鉄筋を有さないRC部材のせん断耐力は, 圧縮部コンクリートのせん断耐力, 骨材のかみ合わせ作用, および鉄筋のダウエル作用により負担されている. 本モデルにはこれらの耐荷機構を要因ごとに検討を行った特性を導入している. さらに, 解析上の各ステップあたり, 部材の最大主引張応力点にひび割れモデルを一要素ずつ挿入し, 逐次進展するひび割れを表現する手法を用いて解析を行った. 本解析手法を用いることより, 各荷重レベルでの構成材料の応力状態および分担せん断力を明らかにし, 本解析手法の妥当性および問題点に関して検討を行った.

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