土木学会論文集
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せん断変形量に基づく円形シールドトンネル横断面の耐震計算法
西岡 勉運上 茂樹
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2004 巻 (2004) 752 号 p. 239-251

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抄録

地中構造物横断面の地震時の変形は, 周辺地盤のせん断変形に大きく影響を受けるため, 横断面全体としてせん断変形が卓越する. 本文では, 円形断面を有するシールドトンネルの地震時のせん断変形量を算定し, 地盤・構造物間のせん断ひずみの伝達特性が地盤と構造物のせん断剛性比をパラメータとする双曲線になることを明らかにした. また, シールドトンネルの地震時変形性能の解析法として, 継手によるトンネル覆工の曲げ剛性の低下やセグメントの千鳥組による添接効果が考慮可能な2リングモデルに対して, 単純せん断力によりせん断変形量を漸増させるプッシュオーバー解析を行い, せん断変形量を評価指標とした円形シールドトンネル横断面の耐震計算法を提案した.

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