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土木学会論文集C
Vol. 63 (2007) No. 4 P 963-980

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http://doi.org/10.2208/jscejc.63.963

和文報告

 1964年新潟地震において,信濃川下流域では液状化に起因する数メートルに及ぶ流動変形が発生した.中には,両岸が20m も狭まった場所があったことも報告されている.著者らは,地盤変形の痕跡が地中にどのように残されているかを調査するため,昭和大橋上流の信濃川左岸河川敷において,地中の地層構造を目視で観察できる地層抜き取り調査を実施した.調査によって,液状化や流動変形に関係する特徴的な地質構造である,貫入した砂脈,水抜け構造,液状化したと考えられる砂層の直上に位置するシルト·砂互層の水平堆積構造の乱れなどが,地層中に残されていることが明らかとなった.また,得られた試料を用いて,物理試験および力学試験を行った結果を合せて報告している.

Copyright © 2007 社団法人 土木学会

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